全国霧箱巡り・東北編
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これまで私が訪問してきた霧箱展示施設の紹介です。今回は東北を中心にまとめました。
もくじ
六カ所原燃PRセンター(青森県)
東海村の霧箱と同じ富井格三さん(東海村日本原子力研究所)の設計で、ラド技術研究所と立原工業所の製品ということです。
三沢航空科学館(青森県)
2021年12月19日訪問。青森県三沢市にあります。
三沢空港の近くにあり大きくてきれいな建物です。
入り口を入ると世界最初の動力飛行機。ライト兄弟のフィライヤーが出迎えます。
霧箱は2階の宇宙ゾーンにあります。観察面は75cmの正方形で大きいです。西ドイツ製?
ただ解説文には宇宙線しか書いてなくて、見えている飛跡が全部宇宙線だと誤解される恐れがあると思います。実際にはアルファ線、ベータ線も沢山見えました。
体験できる展示がたくさんあり、私は月・火星・冥王星の重力体験しました。冥王星は月より重力が弱くふわふわします。ほかにヘリコプターの方向転換の体験、フライトシミュレーターがありました。
もちろん飛行機の展示もたくさんあります。
女川原子力PRセンター(宮城県)
宮城県在住の友人が2021年9月26日に訪問してくれました。
東北電力・
38㎝の正方形で東京理化機械(株)の冷凍機で有限会社ラドの製品です。
霧箱の仕様書です。メンテナンスについてもわかって興味深いです。
コミュタン福島(福島県)
2011年3月11日のM9の巨大地震で発生した大津波を受けて、事故を起こした福島第一原子力発電所の精密な模型もあります。
有限会社ラドの80cm正方形の製品。モニターのとなりにはスパークチャンバーもあります。
私は訪問した科学館でパンフレットを集めるのですが、ここのパンフレットはこれまで見た中でとても出来が良くて、科学的に正確でしかもわかりやすく放射線に関することが分かります。学校の授業の副読本にお勧めなので紹介しておきます。問い合わせればもらえると思います。
全国霧箱マップ
私が調べた範囲で霧箱を常設展示している施設です。もしこれ以外にご存じでしたらぜひ情報をお寄せ下さい。
霧箱で見た放射線の本
いくら素晴らしい霧箱が展示してあっても、そこに見えているものの意味を知らなければ、楽しむことができません。これらの本は「霧箱で見えているものは何なのか」ということを、楽しみながら入門者向けに解説した本です。この本を手にしながら霧箱をじっくり眺めると、今まで見えていなかった世界が広がるでしょう。
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参考資料
