全国霧箱巡り・東京・群馬・茨城
Tag: 霧箱 放射線 科学教育 国立科学博物館 日本科学未来館 群馬県立自然史博物館 原子力科学館 東京 群馬 茨城
これまで私が訪問してきた霧箱展示施設の紹介です。今回は関東です。東京、群馬、茨城の霧箱を見に行きました。
もくじ
国立科学博物館
サイズは違いますが東海村の霧箱と同じ富井格三さんの設計で、ラド技術研究所と立原工業所が作ったそうです。
霧箱に代わって使われるようになった「泡箱」も展示されています。泡箱は液体水素に圧力をかけて,気化するギリギリの状態にして,放射線の飛跡を気化した泡の列で可視化します。液体を使っているので霧箱より飛跡の解像度が高いです。
日本科学未来館
その奥のカミオカンデの模型の所に霧箱があります。
38㎝正方形の有限会社ラドの製品です。
カミオカンデの1/10模型の内部では,ニュートリノが観測されたときの発光がLEDで再現されています。
群馬県立自然史博物館
すぐに霧箱があります。80cm正方形です。西ドイツ製?
生命誕生と放射線の関係の展示です。
原子力科学館
茨城県東海村にある世界最大の霧箱です。
2022年12月20日訪問。
さらに大型となり、観察面は120cm×180cmと世界最大の座は不動の地位です。東海村にある関東技研の設計・製作です。
・2017年に訪問した時の2代目の霧箱についてはこちらの記事をご覧ください。
世界最大の霧箱
・関東技研の霧箱紹介サイトです。
関東技研 原子力科学館 霧箱紹介!
お知らせ
茨城県の筑波エキスポセンターの霧箱は,老朽化のため廃止されたそうです。
全国霧箱マップ
私が調べた範囲で霧箱を常設展示している施設です。もしこれ以外にご存じでしたらぜひ情報をお寄せ下さい。
参考資料
