世界一大きな霧箱を作った人に会いました

Tag: 茨城 東海村 霧箱 放射線


早朝の常磐線・特急ときわ51号です。
初めて乗った常磐線です。



 今日は,去年のGWに見に行った,茨城県東海村の原子力科学館に再びやってきました。
ここには世界一大きな霧箱があります。



今回は作った方に会うための訪問です。
製作者と
2018/06/23 11:04:05
PENTAX MX-1



ここの世界一大きな霧箱は,メーカーの市販品ではありません。
科学館で独自に作ったものでした。
その設計と製作をした方が武田常夫さんです。
武田さんは原子力研究センターの講座を担当される傍ら,霧箱の紹介や撮影もたくさん行ったそうです。
 霧箱談義に花を咲かせました。



これは霧箱の裏側です。
壁のすぐ向こうは展示されている霧箱本体です。
中の装置も見せてくれたのですが,手作りって感じでしたよ。



これを見ると底面温度はマイナス45度,上面は27度ほどで,温度差70度です。
アルコールも27度に加熱して流しているんですね。



霧箱の照明はこの自動車のヘッドライトが一番良かったそうです。



霧箱の奥に並んでいるのがヘッドライトです。
この上面ガラスはかなり厚いものを使っているのですが,それは「子供が乗っても割れないようにするため」。
もちろん断熱もあるのですが,やはり「乗っちゃいけない」と言っても乗っちゃう子供がいるんだそうです。科学館の展示は私たちに思いもよらない対策も必要というわけです。

お互い霧箱を極めたもの同士,たのしい時間を過ごしました。


今回の訪問は全くの偶然の出会いから始まりました。
小林さんが5月にここの霧箱を見に来たとき,たまたま武田さんが霧箱のメンテに来ました。そこで話すうちに,この霧箱の制作者と判明し,後日,科学技術振興財団の掛布さんを通して,面会が実現しました。
 どこで何がつながるか分からないものですね。


武田さんは東京上野の国立科学博物館の霧箱も作ったそうです。ここのより少し小さいですが,形は同じですよ。ぜひじっくり見てください。

LINEで送る

コメント


認証コード6333

コメントは管理者の承認後に表示されます。