青森の旅~下北半島でガンダム・生ウニ・寒立馬

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 青森の旅も終5日目。今日は八戸のホテルを出て下北半島の東の先端,尻屋(しりや)崎を目指しました。
 前日の天気予報がはずれて晴天に恵まれました。青森に来てからこれまで過ごしやすい気温だったのですが,今日は猛暑も再来。

 北に向かって道を走っているとこんな光景が?こりゃあ何だ~?ザクだ~。

 ということで寄り道です。


ここはガンダムカットという床屋さんです。



ドムだ~。



ゴックだ~。壊れたホワイトベースは激戦の跡!



建造中の百式。



店の中では百式の頭部。



百式の腕。



こうやってスチロールと針金で形を作っているんですね。



店主のお話では10数年作り続けてこうなったんだそうです。
モビルスーツの工場は青森にあったんですね!。
若干の寄付をさせていただき,ささやかに応援しました。


 さらに国道338号線を北上します。だんだん人家も少なくなっていき,どっかでお昼を食べないとな~~と考えていたところに,たまたま見つけたのがこのお店。

 これ以上北上するとコンビニもなくなるという場所にあった食堂・松楽です。


カウンターには山盛りのウニ!これを食べましょう。



どど~んと生ウニ定食・2100円です!





こりゃ~たまらん。新鮮なウニをたっぷりいただきました。



 予想外のごちそうを食べて,さらに北上です。
 途中で東通原子力発電所のPR館「トントゥビレッジ」があったので寄ってみましたが,残念ながら放射線測定実験があったぐらいで,霧箱は無し。中身もあんまり無くて,これからの充実を期待します。どこかの高校が見学に来てましたが,見るところあるのかな?という感じ。


 途中に展望台があったので,上ってみました。函館山(↓のところ)が何とか見えますが,今日の北海道は台風のせいで雲が多いです。


 そして尻屋埼(しりやざき)に到着。ランドマークの灯台は明治9年(1876年)にイギリス人の設計によって作られたものです。高さ30mのレンガ造りです。明治34年(1901年)には日本で初めての電気の灯りを使った灯台になりました。
 この日は夏休みとあって,灯台の一般公開をやってました。



 これは上らなきゃね。
 断面がのぞけるところがあって,2重のレンガの壁を見ることができました。手前が内側,外に見える壁は外側。



 らせん階段をひたすら上ります。年寄りにはきついです。



 この日は北海道に台風の残骸の低気圧が通過中。風が強かったです。



 左手に北海道がかすかに見えるのですが,雲がかかっていてよく分かりませんでした。北海道は雨でしょうね。昨日の予報ではこっちまで雨雲が来るか心配でしたが,晴れてて良かった~~。



 北海道方向は積乱雲が発達しています。荒れた天気なのでしょう。







 さて,ここのお目当ては灯台だけではありません。寒立馬(かんだちめ)という青森県の天然記念物の馬が放牧されているのです。寒立馬というのは「冬の厳しい寒さの中でも立っていられる馬」という意味で、寒さに強い馬なのです。もともとは絶滅した南部馬の血を引く品種だそうです。
 しかし,灯台の上から周囲を探しても馬の姿はどこにも見えません。
 草原には馬の糞がたくさん落ちているのですが,肝心の馬はどこへ?



 そこで灯台入館の受付のお姉さんに聞いてみると「ここで3日勤務してるけど見てない」とのこと。でも「あっちの方にはいるかもしれないよ」と教えてくれたので,岬の道路を探してみることにしました。灯台をあとにします。


 すると……いました!



 脅かさないように,接近しすぎないように。

2018/08/22 14:07:14
PENTAX K1,ISO800,1/2500s
smc PENTAX-D FA MACRO 100mm F2.8 WR(F8.0)








 馬を眺めたら,灯台近くのお土産屋でちょっと休憩。ソフトクリームで暑さをしのぎます。これがミルクが濃くてうまいのでした。
 そして,ここからは今夜の宿へ移動します。
 明日はフェリーでショートカットして津軽半島に渡るので,フェリーの港がある脇野沢(わきのさわ)に泊まります。
 むつ市を経由して1時間ちょっと走って,夕方,脇野沢に到着。民宿まるぜんに入りました。

 下北半島の旅もここで一休みです。


 民宿まるぜんの夕食はおかみさんが作ってくれたごちそう。
まるぜんの夕食


 この料理の鯛の口の中から寄生虫発見。
タイの口の中の虫
 魚の餌(うおのえ)という虫だそうです。宿主の舌の体液を吸って,舌を壊死させて自分が舌に擬態します。そうして後から入ってきたウオノエがいたらそれがオスに変態。先にいたのがメスに変わるそうです。お腹の紫は卵。今回は大きい方がメス,小さい方がオスですね。すごい寄生虫だ~。めずらしいものを見ました。それにしても「舌に擬態」って,擬態された鯛はどう感じているのでしょうか?気がつかないのでしょうか?一般に寄生関係が完全に確立した種同士は,お互いに平和共存するのですが,もしそうなら,偽の舌に気がつかない?まったく想像もつきません。想像もしたくないですが....

 ただ難点は,今日の青森は暑いのです。青森の家はクーラーがないことも多いのです。前半は涼しかったのですが旅行後半にだんだん暑くなってきて,この民宿もクーラー無し。今夜はちょっとつらいです。

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