西オーストラリア・クリフトン湖のトロンボライト

Tag: カバの旅 トロンボライト ストロマトライト クリフトン湖 西オーストラリア オーストラリア パース
真夏のオーストラリア旅行。
今回はパースから車で1時間ほど南下したところにあるクリフトン湖のトロンボライトを見に行きました。
トロンボライト(thrombolite)とは、シアノバクテリアが作った堆積物で、丸い石の形をしています。湖底や岩盤などに形成され、地球の初期の生命体の一つであるストロマトライト(stromatolite)と似た構造をしています。本質的にはストロマトライトと同じ物です。
クリフトン湖ではシアノバクテリア群落は死滅していて、水中に形成された丸い石が見られます。将来の化石になるところですね。
これらの石は2000年前に形成されたということです。
クリフトン湖

湖の上に作られた桟橋を歩きます。
クリフトン湖

地球で初めて酸素が作り出された時代の風景が拡がります。
クリフトン湖
2024/12/26 16:03:39

シアノバクテリアが生きていれば、この石はもっと黒っぽい色をしています。ここより北のテティス湖やハメリンプールは生きたストロマトライトでしたが、ここはその名残です。
クリフトン湖

クリフトン湖

塩分の濃い湖に強い風が吹き寄せて泡立ってました。
誰かの飛ばされた帽子がひとつ。
クリフトン湖

ブラシのような花にはミツバチが盛んに首を突っ込んでました。
クリフトン湖

2024年8月にテティス湖ハメリンプールに行ったので、これでオーストラリアでストロマトライトが見られる場所は全部制覇です。


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