YOGA BOOKでWindows11を動かす
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LenovoのタブレットPC「YOGA BOOK」をWindows11にアップデートできたので報告です。
このPCは薄型軽量が特徴で、キーボードもタッチ式という当時先進的なノートPCでした。2016年発売で一時は入手難になる人気だったそうですが、安い代わりに低スペックすぎて、当時からバリバリ使うのは無理でした。2023年現在の今では後継機も出ていなくて、忘れられたPCです。
筆者は仕事で数年使いましたが、2021年の引退後の3年あまりは使うこともなく眠っていました。
今回、ダメ元でWindows11に更新できないかなとやってみたらできてしまったのです。
この通りWindows11がYOGA BOOKで動いています。
しかし、ここまでにはつまずきポイントもあるので、それをお知らせしようと思います。
・アップデートの仕方
これはネットにたくさん情報があるので、それを見ていただきたいと思います。
私が参考にしたのはこの動画です。
【23H2】Windows11の大型アップデート23H2を古いパソコンに適応させる方法!【裏技!】
この動画の手順でWindows11のファイルをダウンロードすれば良いですが、ここで一つ「つまずきポイント」。
日本語版では「異なる言語がインストールされているので設定を引き継げない」となってしまうこと。
これまで日本語環境で使ってきたのにおかしいなあと思ったのですが、クリーンインストールで環境をゼロから構築は嫌だなあと思い、ここで一時中断。いろいろ調べたところ、どうも「最初に入っていたOSは日本語版ではない」と推測しました。
結論、ダウンロードするファイルは「英語(米国)」にしましょう。
これでソフトウェアや設定を全部引き継げます。日本語部分の表示・Atokによる入力は全く問題ないです。しかし、そのままだと基本英語版なのでちょっと使いにくい。
そこで次にやる作業は、日本語化です。Languageキットは既にインストール済となっていた(購入時に日本語にしたので、そうなってるのでしょう)ので、設定で言語関係を日本にします。英語版の日本語化手順も先輩方の記事がたくさんあるので、それらをご覧ください。
これでほぼ日本語Windows11となりました(ほぼというのは一部メニューが英語のままだったので)。
一つ問題だったのは、Windows10のときには使えていたUSBにつなぐLANポートが認識しなくなってしまったこと。いまのところWi-Fi接続のみです。
どっかからドライバーを探せば良いのでしょうけど、これ以上は面倒なので、とりあえず良しとしてます。
その後のWindows Updateも問題なく適用できています。
もともと非力なPCなので、最低限の作業しかできないので、あくまで「実用より趣味」というところです。それでも、一応延命できたということで、個人的にはメデタシ。
