浜松レインボープライドを応援しました

Tag: 浜松 レインボープライド はままつレインボープライド
はままつレインボープライドが2023年6月11日(日)の午後に行われ、多様な人たちが浜松駅前周辺をパレードしました。浜松では初めてです。
沿道で虹色の旗を振って応援しました。
2023レインボープライド15s

これは出発前の報道写真撮影風景。
2023レインボープライド16s
2人だけこっち目線。。。友人です。お二人は夫婦なのですが、今の日本の法律では法的結婚は認められません。法律上は他人です。私はなぜこの2人が結婚できないのが全く理解できません。どこにでもいるカップルと同じです。

沿道の人に手を振る参加者。みんなたのしそうでした。
2023レインボープライド11s

このパレードは報道もされましたが、Yahoo!ニュースのコメント見ると悲しくなりました。
「権利の押しつけだ」とLGBTQ+の人たちの主張を誹謗する人たちがたくさんいました。それらの人たちこそ「多数派の論理を少数派に押しつけてる」ということが全く分からないようです。「多数派は空気を吸うように差別する」だから相手の気持ちに気がつかないで「自分と同じであることを押しつける」、自分と違うというだけで排除する。
今回の写真も撮影は「顔出しOK」の人に限っています。そうした配慮をせざるを得ないのが、今の日本の現実です。

「みんな自分らしく生きる権利がある」「人間の持つ特性で差別しないで!」っていう、当たり前のことを言ってるだけです。
多数派が少数派の苦しみを省みないのは、多数が少数を奴隷にしているのと同じです。嫌なことを押しつけられた状況を奴隷と呼ぶのです。
人種差別するのと全く同じ精神構造だということが分からない人が誹謗コメント付けてる。自分が差別する側になってることもわからないようです。
それでも、これを10年続ける。まずこれが大事だと思います。浜松ではまだ一回目。

今年シドニーで開催されたレインボープライドでは町中に虹の旗が飾られ歓迎ムード、パレードでは市長さんも参加していました。浜松市では地元の衆議院議員がLGBTに対して「お花畑」と中傷する。議員の選挙区にもマイノリティの人々が住んでいることに想像が及ばない。パートナーシップ宣誓制度は作っても、浜松市長が顔を出すこともない。何という違いでしょうか。でも日本だって小さな力でも、何回も時間をかけて力を加え続ければ力積でいつかは大きな動きになります。

「人という生物は男女2分法で分けられない」というのは科学的事実。それを無視して男女2分してきた矛盾がようやく表にあぶり出されただけです。社会制度を科学的事実に合わせなければならない。それだけのことです。
「男女2分法」にこだわってるのは、いつまでも古い「天動説」を信じているのと同じ。地動説が勝ったように、科学的に正しいことは何を言おうと、どんなに弾圧しようと正しいのです。
「真理は10年にして勝つ」

この記事を書いた日の前日、タレントのryuchellさんが自殺というニュースが流れました。日本は「自分らしく生きたい」というだけなのに、カミングアウトすると不利益を被ることが多いです。だから誰にも言えない悩みを抱える。絶望感に苦しむ人が出てくるのです。日本の息苦しい闇の部分はまだ根深いようで悲しいです。

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