せめて聖火ぐらい見せてくれ

Tag: 聖火 東京オリンピック 東京パラリンピック

現在コロナウイルス感染爆発中の東京へ来ました。
仕事なので仕方ありません。
東京

早朝、ホテルの周辺散歩で見た江戸城のお堀にはカワウ。
カワウ

朝、お堀添いの道を仕事場へ移動するときに迷彩服の自衛隊員の行列に遭遇しました。ここは丸の内なので、コロナワクチンの大規模接種会場があります。そこへの出動だったのでしょう。

このあたりで唯一見つけたオリンピックらしさ。毎日新聞社の玄関。
毎日新聞社

 さて、仕事が終わって帰りの新幹線に乗る前に、お台場に展示されているパラリンピックの聖火を見に行きました。これはオリンピックのものとまったく同じです。
 山手線の大崎駅からりんかい線に乗り換え、東京テレポート駅で降りて、夢の橋へ向かいます。駅を出ても「聖火はこちら」とかいう案内はなかったので、駅周辺にいたオリンピックボランティアさんに聞いて教えてもらいました。
聖火

平日とあって混雑はしてませんが、カップルやら子どもやらカメラおじさん(私もその一人ですが)やら見に来る人が途切れることはありませんでした。
聖火

 今回の大会では二酸化炭素を出さないようにと、聖火に水素が使われました。 
 水素の炎はほとんど無色なのですが、なんでもIOCが聖火は太陽の色なのでオレンジか黄色にしてほしいと要望したのだそうです。
 ニュース記事によれば水素に「炭酸ナトリウム」(記事には「重曹」と注釈がついてたので、正しくは「炭酸水素ナトリウム」であろうと思います)を加えて炎に色を付けてあります。ナトリウムの炎色反応は黄色です。でも重曹は高温になって熱分解すると二酸化炭素が出るんじゃなかったっけ?カルメ焼きの原理です。という疑問も抱きつつ水素の炎を眺めました。
聖火

聖火のまわりは柵で囲んで近づけないようになっています。
東京

 聖火を展示してるのに「見学は自粛しろ」つまり「来るな」って矛盾ですけど、せめて聖火ぐらいは見てもいいじゃないか。。。。と思ったり。今回は、オリンピックもパラリンピックも結局無観客で、聖火も「見に来るな」というのが東京都や政府のスタンスです。どこか遠くの世界でやってるのをテレビで眺めてるだけ。日本でやってる現実感のまるで無い催しとなってしまいました。
 まあ、選手が頑張ってるのと放送に時差がないのがせめてもの救いです。

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