マウントフッドにお別れです。:アメリカ日食(7/7)

Tag: オレゴン マドラス カバの旅 K1
旅行も4日目後半です。8月21日(月)は午前中に素晴らしい日食を見ることができました。その様子は「オレゴンの大地に黒い太陽を見た:アメリカ日食(1/7)」にまとめたので,そちらをご覧ください。
 あとは撤収です。17時までにポートランドまで戻ってレンタカーを返し,今夜はもう一度The Ninesに泊まってポートランド最後の夜を過ごす予定でした。
 しかし空港駐車場は一向に車が動きません。結局5時間も足止めで,空港を出て26号線に戻ったのは17時過ぎ。つまりもうレンタカーの返却時間を過ぎていました。
ソーラータウン
2017/08/21 17:33:04

ソーラータウン付近は渋滞です。のろのろと26号線を走りながらソーラータウンを見ると,車が減ってすき間もできていましたが,まだキャンプの人たちがいっぱい残っていました。
ソーラータウン
 この人たちはもう1泊するのでしょう。結局この中に入るのは金曜あたりからキャンプで来てないと,無理でしたねえ。当初予定を超えたところまでテント村が広がってます。
 ロッジの友人たちはここから少し離れたソーラタウンの臨時駐車場で日食を見ました。そちらは州兵が出て強力に交通整理をしたため,我々のように5時間足止めとはならずに比較的早く幹線道路の26号線に出でられて,夕方6時頃にはロッジに着いたそうです。それでも道路の渋滞で数時間かかったんですね。この辺は計画が甘かったかな。聞くところではマドラスに集まった人は10万人とか。人口6700人のマドラス市がパンクしたのもわかります。


 我々の問題はポートランドにいつ着くかです。渋滞の中26号線を北上します。
山火事
2017/08/21 18:22:43
 朝からマウント・ジェファーソン方向に雲がかかってたのですが,どうやらこれは山火事の煙だったようです。夕方になってこちらに煙が流れてきました。日食の時は反対方向で助かりました。
 衛星写真で確かめるとやはりジェファーソン付近は山火事です。
これは21日の朝。日食の時は煙が東風(左方向の流れ)でマドラスに煙が来ていません。
山火事
 これが帰るときは西風(右方向の流れ)でマドラス方向に煙が流れていたわけですね。


 マドラスを出てもワームスプリングス付近も渋滞していたので,溶岩がゆっくり見れました。
 本当に見事な柱状節理です。日本だったら天然記念物になるレベルかも。
柱状節理


溶岩

 溶岩層が乗っている地層もよく分かります。火山灰の地層の上に溶岩が流れてきたって感じかな?
溶岩

上空から見ると,こんな地形です。川が削った谷を道が走っています。溶岩や火山灰からできた土はミネラル豊富で水さえあれば農業に適します。そういう土地に畑が開け、町ができた....そんな様子が想像できました。
マドラス上空


山火事
 ワームスプリングスを過ぎると渋滞も徐々に解消。山火事の煙が広がって太陽もかすんでいます。
 しかし,この後も所々で渋滞があり,このままではポートランド到着は真夜中になりそうです。車を返してもホテルまでの移動に困りそうです。それに運転手も長時間の運転で限界です。そこで今夜のポートランド到着は諦めました。ホテルも当日キャンセルで100%取られますが放棄です。
 友人に連絡して今夜はマウントフッド山麓のロッジに泊めてもらうことにしました。そして朝早く出てポートランドへ向かうことにしました。
ロッジの場所
ここに22時頃着いて遅い夕食でした。しかし今日の日食の成果を見せ合うことができたのは良かったです。後はシャワーを浴びて一眠りです。日食の長い一日が終わりました。


 旅行5日目,翌8月22日(火)の未明です。今日の午前中の飛行機で帰ります。
 ロッジの夜空は真っ暗です。出発前,淡い秋の天の川と,天頂にアンドロメダ星雲が出ていました。ここの星空をもう少し撮りたかったですが,時間が無くて残念でした。
ロッジの星空
2017/08/22 03:33:32
PENTAX K1,ISO3200,30s
Distagon25mmZK,F3.5


 朝4時頃ロッジを出発。さすがにもう渋滞はなく,スムーズにポートランドへ着きました。それにしても朝の出勤なのか,ハイウエイはみんな飛ばしまくって怖いぐらい。地元の人にはかないません。


 グーグルマップのナビのおかげでポートランド市内に入り,ハーツに車を返した後,鍵を入れるドロップボックスが見つかりません。→で表示があるのですが,そっちへ行っても何もありません。困ってハーツ前をうろうろしていると,向かいのホテルの人がこちらに来て,このホテルで鍵を受け取るんだよと教えてくれました。こういうことは表示しといてほしいなあ!「時間外は向かいのホテルで」と一言掲示しとけばすむ話です。まったく。ホテルのフロントで鍵を返してようやくレンタカー返却完了。
 あとは電車でパイオニアスクウェアに行き,そこから空港行きの電車に乗り換えました。
 空港には6時半頃には着きました。我々の飛行機のチェックインは8時からというので,おしゃれなドーナツ屋さんで朝食にしました。昨日から予定変更で緊張の連続だったのが,ようやくほっと一息です。
日食ドーナツ


こんなのを見つけたので,即買いです。
日食ドーナツ
Eclipseというドーナツ。

日食ドーナツ
2017/08/22 07:07:30


 チョコレートで作った欠け具合もいろいろなようですね。


 空港で新聞も買いました。日食の絵がついた瓶はブラックベリーの一品種マリオン・ベリーで作ったPeppar Jellyです。マリオン・ベリーはオレゴン大学で作った品種だそうです。甘いジャムのあとに唐辛子の辛さがじわっと来ました。
新聞
 このとき隣に座っていた人も日食帰りで,その後も行く先で何回も再会し,日食話に話が弾みました。この日の飛行機は日食ツアーの帰国ラッシュになってました。


 ポートランド空港にはこんなのもありました。カスケード山脈3大火山キャンドル。
3大火山キャンドル

 私たちの乗る飛行機が到着しました。帰りはバンクーバー経由です。
帰り


 ポートランドを飛び立つと山の頭だけ見えてきました。
ポートランド
 この日はかなり山火事の煙が広がって,一面真っ白なかすみでした。
 最初この山はフッドだと思っていたのですが,後で写真のGPS記録で位置を確認すると,どうも違っていたようです。
 GPSだとこんなふうに見ていたことになりました。
帰り
 この地図ではどうみてもフッドの可能性はありません。
 そこでこの地図を3D表示にしてみると,手前の湖の形も合います。
帰り
 レイニアはオレゴンの隣のワシントン州にある4392mの高峰です。山脈としては連続してます。


 一方,この日の衛星写真はこんなふうです。煙でおおわれた中にレイニアが頭を出しています。ということでレイニアの頭が見えたとわかりました。
帰り
 どうやらマウントフッドは煙の中に見逃したか,飛行機の飛ぶ方向が行きと違って見えなかったかのどちらかでしょう。見たときは「これでマウントフッドも見納めか」と思っていたのですが、違ってたんですね(^^;)

 それにしても衛星写真を見るとこの日は山火事があちこちに発生しています。一日の違いでこんなに変わってしまうんですね。昨日の日食の時にこうなっていたらコロナもよく見えなかったでしょう。その点は幸運でした。


 後は順調にバンクーバーから成田へ。
ここの乗り継ぎも空港で荷物のピックアップも検査も無く,そのまま出発ゲートに行けます。ポートランドですべての手続きは終わっています。
 バンクーバー空港で余ったカナダドルの小銭を全部使いました。そこのお土産は,ミツバチの花粉団子。優しい甘さでおいしいです。砂糖代わりにミルクやコーヒーに入れるといいかも。はじめは「ハチの足から花粉団子を一個一個取るなんて大変だなあ」と思ったりしたのですが、これはハチが巣の中に溜め込んだ団子を取りだしたんですね。そうだよね、やっぱり(^^;)
花粉団子


 この後は乗り継ぎもスムーズで,無事に成田便に乗りました。
 最初はカナダとアメリカだし,簡単な旅行と思ってたのでしたが,今回は乗り越えなければならない障害が多かったかもと思いました。
 でも,パートナーのカバさんと一緒だったのでうまく行けたと思います。
 次の旅はどこにしようかな。
 成田に着くと日付が変わって8月23日(水)。一週間の旅でした。


 今回仕入れたお土産はこうなりました。
おみやげ

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