ThinkPad X220のCPUファン交換

Tag: Thinkpad
 もう数年使っていますが、私のメインのノートPC であるレノボのThinkPad X220のCPUファンが調子悪くなってきたので、交換作業をしました。
TP220分解
PENTAX MX-1
 交換したのはこれです。CPUを冷やす大事な部品。基本的に扇風機なのでモーターが劣化したためか、振動と騒音がひどくなってしまいました。
 これまでキーボードやハードディスクは何度も交換した経験がありますが、CPUファンはかなりの部品を取り外さないと交換できないので、ちょっとできるか不安でした。

TP220分解
 そこで、今回は整備マニュアルの必要部分を印刷して、手順に沿って分解しつつ、そこで外したねじをカップに入れて行きました。
 たくさんのねじを外すのでこうしないと、あとで元に戻すときに間違える恐れがありました。

TP220分解
 恐る恐るやってみましたが、無事に元通りに組み立てができて、正常に動作してほっとしています。
 私はThinkPadシリーズをIBM時代の20世紀から使い続けています。そうなったのは整備マニュアルが公開されていて、部品も手に入りやすく、私でも部品交換ができることが大きかったと思います。結果的に長く使えているのでとてもいいです。
 現行の機種はThinkPad X260なので、私のX220は4代も前のPCです。それでもWindows10(64Bit)がストレス無く動くのはさすがです。これならもうしばらく活躍してもらえるでしょう。
 このノートは素人でも分解できるような設計になっているのがいいし、Amazonでパーツが買えてしまうのもすばらしいです。今回の修理代はパーツ代の4000円ほどでした。
キーボード
 ついでにへたってきたキーボードも交換。これで新品同様

 ThinkPadの生産はIBMからレノボに代わってずいぶんたちますが、こういうThinkPadの伝統は守っていってほしいですね。

このエントリーをはてなブックマークに追加
LINEで送る

コメント

  • うらやましいです

    残念ながら、IBMレノボの製品は、去年初めて、Windowsタブレットのキーボード付きのを買いました。
    しかし、レノボのノートPCが、そんなに良い設計だったとは、初めて知りました。
    今のノートPCもかなり古いんで、次はレノボにしようかと思いました。
    家のノートPCは、パソコン工房で買った、ショップのブランドのです。
    底の方から開けて行くので、CPUファンあたりは、最初に取り替えられる位置に有ります。
    ヒートシンク等、埃だらけになって、冷却不足になりますから、エアーで飛ばしました。
    先日、うちのもファンが煩くなってきて、交換するにも部品の手配が???で、軸に注油でなんとか誤魔化したところです。
    アマゾンで部品が手に入るとは、羨ましいです。


  • 他社へ行けません

    私はDOS/VからPCに入ったのでIBMのThinkPadを選択するのも自然の流れだったかもしれません。IBMがPC事業をレノボに売り渡したとき,こうした良き伝統はどうなるかと心配しましたが,幸いマニュアルの公開や部品の市販はそのまま続けてくれたし,分解しやすい設計も継続。それでずっと他メーカーに流れず続いてきた感じです。色も黒くて地味な,いかにもビジネス用って感じで一般受けはしないかもしれませんが,メンテナンスのことを考えると,どうしても他を選択する気にはなれません。


  • あと3年持ってほしい

    2011年発売のThinPad X220。我が家ではまだ主力です。windows10でもサクサク動いています。これまでハードディスクをSSDに交換2回。へたったキーボード交換2回。モーターがきしんだCPUファン交換1回。すべて自分でできました。こうしたことができるのは①パーツがAmazonで簡単に手に入る。②分解メンテナンスマニュアルが公開されている。③ネジ回し1本で簡単に分解できる。ということが大きいです。もう20世紀から私のノートPCはThikPadを乗り継いできました。今のは定年までのあと3年持ってくれればいいな。


  • YOGA BOOK

    私も遠征用にレノボのタブレットYOGA BOOKのwindows10版を昨年購入しました。薄くて軽くて,フラットキーボードは海外旅行にはとても便利に使えました。夏の日食ときカルガリーのエアカナダのチェックインで「これCOOLね,見せて」と言われました。チケットはこのPCの画面でチェックインしたので目を引いたのでしょうね。
     これも分解マニュアルをレノボサイトから取ってきて見たのですが,残念ながら分解にはネジではなく接着剤を加熱して溶かす必要があるので,簡単に中を開けることはできませんでした。検索してもまだ分解した人はいませんね。できれば内蔵SSDを大容量のものに交換したところですが,難易度高そうです。だれか挑戦記事を書いてくれないかな。


  • こちらはフラットではないです

    こちらのタブレットは、フラットじゃなくて、普通の押すタイプのキーボードですから、安いのです。
    型番で検索したら、メンテナンスのマニュアル、有りました。
    本体の方、接着まではしてないみたいですが、ギターのピックのような、開封用の特殊工具が必要みたいです。

    そうそう、日食見に行くのに、少しでも、軽くてコンパクトなWindowsPCが欲しかったのです。



認証コード0536

コメントは管理者の承認後に表示されます。