西オーストラリア・ドンガラからヨーク
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旅も終盤。
シャークベイからパースの方向へ南下していきます。
シャークベイでは黄色い花畑だったのが白に変わります。
パースを出てからの今回の旅では町と町の間の移動距離は概ね400kmに設定。その際、日本と違うのは次の町との間はほとんど何もないということ。所々にガソリンスタンド+コンビニのような店があるので、そこも補給場所として重要です。
道中のガソリンスタンドにいたハンサムなネコ。
町に着いたら買い出し、出発前にお弁当を作っておき、途中のパーキングでランチというパターン。特に重要な水はパースで大きなボトル1ダース仕入れて車に積んでおきました。
今日も、デナムからドンガラまでの中間辺りのパーキングでピクニックランチです。
パーキングはテーブルがあるところを選んでいますが、トイレはあったり無かったり。水道もあったり無かったりなので、ウェットティッシュは旅の必需品です。
2024/08/06 12:10:17
南下していくと荒野から変化して牧場が増えます。菜の花畑も満開でした。この辺はキャノーラ油の産地のようです。
カバさんは行きの時にジェラルトンのモーテルで使っていたキャノーラ油の味がとても気に入ったので、売っているところを聞いてジェラルトンの意識高い系のスーパーに寄り道して買っていました。パースで蜂蜜も大量に買ったし、ますます帰りの荷物が重くなります。
今夜の宿はジェラルトンの南(下)にあるドンガラという小さな町のモーテル。
今回の旅は長距離の車移動が主な行程になるので、モーテルは「できるだけレストラン併設のモーテル」を選択。レストラン併設のモーテルだと長距離ドライブの後の休息や翌朝の朝食がとても楽です。
今夜のレストランもモーテル併設です。今回の旅で初めてがっつりサーロインステーキを選びました。ミディアムで頼んだけど、実際の焼きは日本の感覚だとウェルダンに近いですね。これは日本の牛肉のような脂たっぷりの霜降りではなく、筋肉主体の赤身が普通だからなのかもしれません。霜降りも行き過ぎると脂が多すぎて、あんまり好きじゃないので、こっちのさっぱり系の牛肉は良いなと思います。
食後は美味しそうに見えたマシュマロをチョコで包んだケーキ。
オーストラリアはチョコレートが美味しいです。
コーヒー類はミルクたっぷり系がほとんどです。
乳製品が美味しいのがオーストラリアです。
自動のコーヒーメーカーにも牛乳ボトルが外付けされて、たっぷり使ってます。
右がカプチーノ。上にはチョコパウダーが振りかけられています。
左はラテ。牛乳にエスプレッソがちょびっと。
ミルク無しで苦いコーヒーを頼みたければエスプレッソまたはロングブラックを注文します。
オーストラリアのカフェ文化は独特です。
さすがスターバックスが撤退した国です。
翌朝はドンガラからヨークへ移動です。
途中には特徴的なワイルドフラワーが咲いていました。
これはバンクシア。
途中休憩のランチ。駅前の駐車場のベンチです。
今回の旅では何回か線路を見ていますが、これは貨物用と思われ、長距離輸送で使われているように見えました。
ここは駅の近くで、お昼休みで休憩中の保線車両が止まってました。
ディスカバリーチャンネルで何回も見たやつです。
今日の宿に選んだヨークに着きました。ヨークは内陸にできた町の中では古いものです。古い町並みを観光の目玉にしています。
市役所の隣にあるタウンホールは見学できて、中に観光案内所もあります。係の人が周辺の観光地を教えてくれました。
ヨークの宿はThe Grandhouse York。
オーナー夫妻の住居の離れのB&Bです。
住宅街にあって目立つような看板は無かったので、住所を元に場所を特定。
よく手入れされた庭ではローズマリーの香りがステキな宿。
イギリス風の部屋でした。
2024/08/07 15:45:24
お部屋にウェルカム スコーンが。
スコーンにイギリス伝統のクロデットクリームとジャムが添えられています。
クロデットクリームとは「イギリスの乳製品。全乳を蒸気や水浴で間接的に加熱し、浅い鍋に入れてゆっくりと冷やした濃厚なクリームである」とのこと(ウィキペディアより)。
イギリスではジャムの上にクリームを乗せるか、クリームの上にジャムを乗せるかの論争があるとかないとか.....
オーストラリアはイギリス文化が引き継がれています。
カバさんは高校生の時イギリス生活の経験がありますが、ジャムの上にクリームを乗せる流儀のようです。
夜は町の中華料理店ですまして、明日の移動に備えます。
明日は最終目的地へあと300km。
オーナーが持ってきてくれた翌朝の朝食。これを食べて出発です。