K-3 Mark III Monochrome 体験会 京都会場に行きました
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以前から気になっていたPENTAXのモノクロ専用機。
K-3 Mark III Monochrome の体験会に参加しました。各地で行われていますが、私が選んだのは京都です。
背中の「Monochrome」の文字がこのカメラの唯一の自己主張です。
貸し出しレンズはHD PENTAX-DA★11-18mmF2.8ED DC AWと、DA70mmF2.4 Limited。
今日は朝からあいにくの雨で、濡れないように気にかけながらレンズ交換もどうかなと思ったのと、DA70は持っているので、初体験のDA★のみで撮りました。
いざ出動!
初めて触るカメラなので設定はいじらず、貸し出し時のままPモード、ISOオートで、とにかくいろいろシャッター切ってみようということに。ピントも露光もお任せです。
4時間の貸出時間の間に行けた撮影地は今宮神社と晴明神社、京都駅です。
まずは京都北部にある今宮神社。
地下鉄北大路からバスに乗り換え、最寄りのバス停でおりると、一の鳥居からまっすぐに伸びる南の参道です。
ここに来たのは一ヶ月ぶりで2回目。今は
「水無月の夏越の祓する人は千歳の命延ぶと言うなり」と心で唱えながら左右左の順に三度輪をくぐります。
東の参道にはここの名物という「あぶり餅」のお店が向かい合って2軒あります。去年あたりからコロナ明けということで観光客が激増して、いつも混んでいる京都なのですが、ここまで来ると人も少なく静かです。
モノクロだと昔の風景にも見えてきます。
甘めの柔らかなお餅。たっぷりのほうじ茶といっしょに味わいます。
こちらは甘さの中に香ばしい風味の焼き上がり。
お店の人に注目されるカバ。
雨が強いのでバス停まで歩くのはやめて、タクシーを呼びました。初めてスマホアプリでタクシー呼びましたが、このような通りから離れた車の少ない場所ではとても便利でした。
平安時代の
御所の西の一条にあります。陰陽師というと魔を払う術士のようなイメージになってますが、本来は天体観測をして暦を編纂する朝廷の公務員ですから、政府中枢の御所に近いところにいたのでしょう。その重要な仕事は朝廷が毎年行う儀式の日を決めることです。
暦の編纂を行うという意味では、江戸幕府の天文方と似てます。
一条戻橋の影には式神。晴明が使役したという魔物。
この設定は夏目友人帳の祓屋みたいですね。
晴明神社前のバス停からは、京都駅行が出ています。
最後の撮影地は京都駅。
おなじみ、京都駅の巨大なトラス屋根。モノクロのコントラストに良く合います。
4時間の体験でしたが、モノクロ専用センサーの表現力は、確かに他にない特徴です。雨模様だと色のトーンが落ちますが、モノクロだとそれが気にならないで、逆に雨の光をローキー気味に生かせるなあと思いました。
つまりモノクロ撮影なら天気は何とでもなるように思えました。
カラーはスマホに任せて、これ一台持ってお出かけも良いかもしれません。
(Amazonのリンク)
・PENTAX K-3 Mark III Monochrome HDDA 20-40 レンズセット
