富士山と桜えびの天日干し

Tag: K1 桜えび 富士川河川敷 富士山

桜エビの季節の風物詩。富士川の河口近くにある富士川河川敷「桜えび干し場」では、桜えびの天日干しが行われています。由比港に前日に水揚げされた桜えびが翌朝から加工業者によって天日干しされます。
桜えび天日干し
2023/05/10 10:04
PENTAX K-1,ISO100,1/160s
DFA 28-105mm,F10

桜えびは日本では駿河湾でしか漁獲されていない小さなエビです。漁期は3月下旬から6月上旬の春と、10月下旬から12月下旬の秋の2回です。近年は不漁続きで台湾産の利用も増えています。今年は久しぶりに豊漁ということです。
桜えび天日干し

干し場は富士山がよく見える場所で、ピンクのエビが一面に広がる光景が写真マニアに人気の場所となっています。
天日干しは観光用に行っているわけではないので、撮影や見学は仕事の邪魔にならないようにしなければなりません。撮影で囲いの中に入りたいときは作業している人に声をかけて許可を取りましょう。
桜えび天日干し

以前来たときはもっと一面に桜えびが干されていましたが、今日はまだ空いている場所が散見されました。
その日の作業状況で変わるので、いつ見るのがいいかはその日次第。
桜えび天日干し

今年の富士山の雪解けは早いようです。
桜えびは朝7時頃から干されて、14時には回収されます。
このように河川敷の砂利の上に大きな黒い網を拡げてえびを置いていきます。
桜えび天日干し

桜えび天日干し

昼食のため近くの道の駅、富士川楽座に移動。
ここは東名高速道路下り線・富士川サービスエリアに併設の観光施設です。
午前中は快晴でしたが、昼になって雲がわいてきました。
富士川楽座

桜えびのかき揚げ丼をいただきました。
富士川楽座

富士山を眺めながら食事です。
富士川楽座

天日干しと富士山の光景は漁の出来具合と天候に左右されます。富士と桜えびが両方きれいに見えるチャンスは、意外に少ないのかもしれません。
報道では今年は桜えびが豊漁だそうです。この光景を見るチャンスは今年は増えるかもしれませんね。

場所はGoogleMapにも載っています。見に行くのに特に許可はいらないですが、過去にはエビを手にとる迷惑行為もありました。仕事の迷惑にならないようにマナーを守った行動をお願いいたします。

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