夜の祇園で、湯葉づくし

Tag: 京都 K1Ⅱ 湯葉 グルメ 祇園
秋の京都旅の夜は、祇園の八坂神社の近くにある「ゆう()」で、湯葉料理です。この店は9月に京都に行ったとき、下鴨茶寮の野口さんから教えてもらった店です。その時は満席で行けなかったので、今回は事前予約して行きました。

ホテルから店に行く途中に、格子戸のきれいなお店がありました。提灯も祇園の印。
祇園

軒先には干し柿。
祇園

ここが今夜のお店「ゆう豆」。
ゆう豆

この店で使っている大豆です。
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今夜のコースは、湯葉懐石「東山」。
一品目は、先付け 左から汲み上げ湯葉(醤油ジュレ掛け) ミルフィーユ状の湯葉 刺身湯葉。
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汲み上げ湯葉の揚げ出し お出汁(だし)が旨い。日本酒もいろいろあったので、グラスで何種類も味わいました。
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北海道のブリの刺身。その前にあるのは黒豆の湯葉です。右横にある黄色いのは菊の花。コリコリして美味しいです。青森の食用菊は「花丼」でも使われていますね。
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菊菜のお浸し 揚げ湯葉まぶし 早く食べないとパリッと揚がった湯葉が湿る。桜えびみたいな食感。
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豆乳鍋 美山鶏のつみれ、自家製豆腐、黒豆の湯葉入り。
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単品で頼んだ鹿のロースト。
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湯葉と卵のかけご飯。美山鶏の卵の黄身を醤油漬けにしたものを汲み上げ湯葉にのせて醤油タレを掛けたものを美山の新米に掛けます、土鍋で炊いた新米はうんまい!粒がしっかりしてて甘味があってビックリしました。
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デザートもやっぱり湯葉です。豆乳と葛で固めたもの。香港や台湾で食べた豆花みたいな感じ。
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ほろ酔い気分で散歩した帰り道にあった崇徳(すとく)天皇の御廟。「崇」が付く(おくりな)は恨みを持って死んだ人です。罪の意識を持った権力者が、罪滅ぼしに死に追い込まれた政敵を祭ったのです。
祇園

提灯は祇園のお茶屋の印の団子マークで、京都花街のうち「つなぎ団子」という祇園甲部の印だそうです。
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夜の町並みだけでも絵になりますね。
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祇園の八坂神社前の通りには漢字検定協会の博物館もあります。
毎年、発表される「今年の漢字」が展示されていました。今年は疫病の「疫」かなあ?
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夜の祇園は初めてでしたが、京都らしい風情があっていい町でした。
あちこちの茶屋からは笑い声が聞こえて、夜の町らしい風情でした。

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