上野の森で霧箱展示しました

Tag: K1 霧箱 放射線 宇宙線
5月のゴールデンウィークに行われた上野の森・親子ブックフェスタ2018で霧箱を展示してきました。
 この催しは児童書の出版社約70社が一同に集まり,全品20%オフで販売するという、年に一度の大サービスのイベントです。
霧箱
ここが『きみは宇宙線を見たか』を出した仮説社ブースです。
今回は本にあるクリアファイル式とは別に,プラスチック段ボールで作った大型のものを持って行きました。晴天の野外なので,照明は12Vバッテリーで強力に。それでも室内に比べると見にくい状況があり,もっと強力な照明方法を考えた方が良いと感じました。
霧箱
 しかし,それより困ったのはいくら待っても飛跡がでなかったこと。いつも通りの装置でいつも通りにセットしたのに、さっぱり放射線が見えません。最初はプロパノールを使ったのが原因なのかな?と思って、上野駅近くのドラッグストアでエタノールを買ったり,いろいろ試してみたのですが,昼過ぎにようやく原因が分かりました。
 それは「風」。これまでふたのラップは輪ゴムで止めるだけで問題なかったのですが,この日は結構風が強くて,この大型タイプではふたのすきまから中に空気の流れができてしまったようです。それはわずかなものでしたが,霧箱内部の霧粒の乱れで分かりました。ラップをテープで固定し,すきまをふさいだところ,ようやく飛跡が見え始めました。


霧箱
何とか午後のお客さんには放射線を見てもらうことができました。
屋外の霧箱実験は予想外のこともあって,今回は今後の展示に向けて良い経験になりました。


会場では全品2割引。たくさんのお客さんで賑わいました。
会場


会場


会場


会場
 社長さんによれば、このイベントではほとんど出版社の儲けにはならないのですが、売り上げた分の現金が手に入ることや、児童書の啓もう活動になるということで参加しているそうです。
 今は本当に本が売れなくなって、町の書店もどんどん無くなっています。そんな時代の出版社の生き残りは本当に大変です。それでもどの店の人も楽しそうにお客さんに本を紹介しているのを見て、本当に本が好きな人たちなんだなあと感じました。
 その空気にどっぷり触れることができたのは幸せでした。

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コメント

  • 楽しかった。

    自分が持ってって感動した本や絵本の出版元の方と直接話せたのがとても嬉しかったです。
    仮説社の会長さんも「読者からの直接の声が聞けるのは本当に嬉しいことだよ。」っておっしゃっていたので良かったのかな~ 最初は買わないって思っていたけど、途中からタガが外れてしまいました。
    仕事にそのまま繋がりそうなものも買えてよかった~



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