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イチョウが花盛り

Tag: K1 イチョウ 科学教育

 4月前半はイチョウの花の季節です。私の町では近所の街路樹にイチョウがたくさん植えられています。時々ギンナンが落ちているので、花があるのだろうと思っていましたが、いくら探しても見つかるのはオスばかり。今年は本腰を入れてイチョウの花探しをしてみました。
イチョウ雌花
2018/04/15 16:37:21
PENTAX K1,ISO1600,1/200s
smc PENTAX-D FA MACRO 100mm F2.8 WR,F9.0

 これがようやく見つけたイチョウの雌の花です。二つの胚珠があり、先から粘液が出ていて、ここで風に飛ばされてきた花粉をキャッチします。


イチョウ雌花
smc PENTAX-DA* 300mm F4 ED [IF] SDM
 これで300mm望遠レンズです。今まで見つからなかったのは、雌花が木の上のほうにあったからでした。肉眼ではとても分かりません。双眼鏡で見て回ってようやく発見しました。

 
イチョウ雌花
smc PENTAX 400-600mmF12レフレックスズーム。
 300mmでも寄りが足りない感じだったので、手持ちの最長レンズ600mmズームを使いました。めったに出番のない長焦点ですが、今回は活躍です。


イチョウ雌花
 いったん見つけてしまえば、ほかにもメスの木を見つけることができました。要は高いところを見ればいいということです。今回分かったのは「オスでなければメス」という当たり前の結果でした。以前は「街路樹だから花が咲かない品種を植えてるのだろう」と思っていたのですが,それは間違いでした。
 街路樹という過酷な環境に生きているので,木に勢いがなくて花が少ないことも多いのですが,それでも「花は見えにくいところで結構咲いている」ということが分かりました。


 続いてオスの木です。こちらは花が低いところにもたくさんあるので、見つけるのも撮影も簡単です。
イチョウ雄花
 花粉は風に飛ばされて拡散します。


イチョウ雄花


イチョウ雄花


イチョウ雄花


 前夜の春の嵐で雄花がたくさん落ちていました。一方雌花は落ちていませんでした。メスのほうが強いのか、オスは使い捨てということなのでしょう。
イチョウ雄花


 イチョウの花は葉の緑に紛れて目立たないので、多くの人は街路樹を見ても「見れども見えず」でしょう。
 「予想なければ見れども見えず」人間は見ようと思ったものしか見えないのです。
 あなたも街路樹のイチョウを一度じっくり観察してみませんか。


 せっかく近所に雌花が見つかったので、今後は秋に実が大きくなるまで観察しようと思います。

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