木造駅のシャコちゃんに会う
ここは青森県つがる市の木造駅です。遮光器土偶の巨大な像がそびえます。地元では「シャコちゃん」と呼ぶとか。
2010/08/22 16:12:30
RICHO GX200
青森旅行目的地の一つです。
『宗像教授異考録 第1集』(星野之宣 著)によると、この大きな目はサングラスなどではなく、目の見えないイタコにも分かるように作ったイタコの像であるという。つまりイタコの型代であり、大きな閉じた目は「見えない目」を表しているという。東北縄文人の信仰のよりどころであったのではないか。
まあ、そんな説も頭に入れながら見に行きました。
いやあ大きい。駅前は人通りもほとんど無いのですが、駅だけは異様に立派です。地元の高校生が通学に乗ってきていました。
地図を見ながら駅に接近すると、奥の駅前に土偶が見えてきます。この辺から期待が高まります。
駅舎の中もシャコちゃんがいます。
かなり精密に作ってあります。
翌日は、北上して、土偶発見地の亀ヶ岡遺跡へ行きました。
まずは亀ヶ岡遺跡の近くにある「しきろ庵」へ。
ここには遮光器土偶のレプリカを作っている作家さんがいるのです。
カバは遮光器土偶のレプリカと記念撮影。
この実物大レプリカは15万円と高価なのですが,店のご主人が持たせてくれました。私は小さいレプリカを購入。
本物は東京にあります。
遺跡の記念碑です。この日はあいにくの雨でしたが、外国人旅行者が記念撮影。
この方とは後にも会います。
ここの街灯もシャコちゃん。
この後は大雨の中さらに北上し、十三湖へ向かったのでした。