2010.08.21
カテゴリ:科学教育
雨の形
今年の夏に恒例のお天気フェアが、静岡地方気象台で行われました。私も例年通りお手伝いに行きました。
定番の出し物に「降ってくる雨の形は?」というコーナーがあります。
雨は丸いのか?線状なのか?涙型なのか?
ということで,実際に雨粒を作って見せます。
2010/08/21 13:30:26
RICHO GX200,ISO154,1/60s
どうでしょうか。これが雨の形です。
水滴は表面張力で球形になろうとしますが、落ちてくる雨には下から空気がぶつかります。これが空気抵抗。そのため下が押しつぶされて「まんじゅう型」になるのです。
実験では水滴の下から風を送って、空中に静止させて見せています。
(19秒)
これがその実験装置。
送風機の中に水滴を作って入れます。風の強さを調整して、うまく空中静止させます。と言うのは簡単ですが、やるには結構コツも必要です。
これが空中静止してる様子。
子どもたちも興味深そうにのぞいていました。
毎年8月に開かれています。興味のある方はいちど気象台へ行ってみてはどうでしょう。

コメント
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私の技術
なつかしいな~ これ、水を入れた私の技術も褒めて~