久しぶりの京都でグルメ旅
今年のシルバーウィークは何年かぶりの京都へ2泊3日の日程で出掛けました。今回は観光地巡りというより,「美味しいもの巡り」という旅になりました。
京都駅に着いて最初に訪れたのは宇治の平等院です。以前行ったときは修復中で見られませんでしたので,きれいになった姿を見に行きました。
宇治の街では,伊藤久右衛門の抹茶パフェバーをいただきました。
その後の昼食は錦市場にある京野菜の店「八百屋池政」がやっている「いけまさ亭」で。ここでは季節のお昼定食や丼が食べられます。「季節のお昼定食・丼」では月替わりでその時々の旬の京野菜を使った料理を味わうことができます。
夜は「夜の一品料理」の他,コース料理もやっているそうです。
さて1日目の夜は今回の旅行の目的である,京都市街の北にある下鴨神社の近くにある「下鴨茶寮」で贅沢な夕食です。カバの友人がプロデュ-スしたという茶懐石京料理の店です。以前,東京銀座の姉妹店に行ったことがありますが,今回は本拠地京都のお店。
お店は2本の川が合流して1本の鴨川となる「鴨川デルタ」の上流にあります。
ここでの楽しみはお料理だけではなく,美味しい日本酒です。これは,京都伏見の「坤滴(こんてき)」です。うま味が濃くてとろっとした感じ。杯も自分の好きなものを選べます。
料理は進んで八寸。「八寸」とは日本料理の8寸(約24㎝)四方の杉で作った低いふちのある盆のこと、または,その盆に盛りつけた料理を呼ぶ言葉なのだそうです。秋の装いを凝らしています。
2人に取り分けてくれてこれで1人分です。このお盆が「八寸」なのでしょうね。
お酒も進みます。最近はさらっとしたワインのような甘口な日本酒が高級品には多いのですが,今回は「日本酒らしさの辛口」という好みを最初に言ってお任せで4種類飲みました。
楽しい時間は終わり,最後はご友人と記念撮影。次に会うのはいつのことでしょう。
2日目は朝の鴨川デルタへ。観光地というよりは京都市民の憩いの場です。
ここはカメと千鳥の飛び石で川を渡れます。
石を積むアート・ロック・バランシング・アーティスト池西大輔(いけにし だいすけ)さんもいました。見事な技です。
下鴨からは叡山電車で,蓮華寺へ。
通常の車体に1台混じって往復している「ひえい」は,「楕円」をコンセプトにした電車で,沿線の「神秘的な雰囲気」や「時空を越えたダイナミズム」を表しているそうです。
蓮華寺は苔と
2020/09/20 10:58:47
PENTAX K-1 Mark II
CarlZeiss Distagon25mmZK,F5.0
ISO1600,1/80s。
お昼は出町柳駅そばにあるイスラエル料理のお店「ファラフェルガーデン」でランチ。中東の雰囲気のある料理でした。
2日目の夜は京都
3日目の朝食はホテルの近所で見つけた,二条城近くのパン屋さんに併設のカフェ「マスサン」です。朝7時からやっていて,近隣住民も来ているようでした。
そして今日の最初の目的地は,南禅寺の奥にある古い水道橋。
地下鉄を降りて,トンネルを抜けます。
古代ローマの水道橋のような,明治時代に作られたレンガ造りの水道橋。琵琶湖からの水を京都に引いていて,現在も使われているそうです。
そして今回のグルメ旅の最後は「鴨川納涼川床」です。鴨川の
今回のお店は豆屋源蔵という豆腐屋さんです。
京都の町屋は鰻の寝床。入り口から奥深くに川床があります。
風に吹かれてゆったりとした時間を過ごしました。
おかみさんのお話では今年はコロナウイルスのパンデミックで8月まではお客さんが少なかったそうですが,シルバーウイークになってようやく賑わいを取り戻したということです。しかしそれもつかの間,規則によって川床は9月末でおしまい。解体されて,また来年ということです。
近くのカカオマーケットへも行ってみましたが,混雑で入れませんでした。代わりに天使になったカバ。
3日間の旅も終わり,今回は色々食べたな~~っていう満足感のある旅でした。
今回は予想外に人出が多くて,京都も9月になってやっと賑わいが戻ってきたようでした。
秋の紅葉シーズンでもこれが続くと良いですね。