ルーブル彫刻美術館はすごいぞ
以前から行きたいと思っていた、三重県の津市にある「ルーブル彫刻美術館」。本家のパリのルーブル美術館の彫刻から直接型取りした、まさしく本物のレプリカ。ここに来ればニケもビーナスも自由の女神も全部見れます!
ここはルーブル美術館が全面協力した、れっきとした姉妹館なのです。
入口の巨大なニケとビーナスでまず圧倒されます。
こちらが本物のレプリカのニケ。
2019/05/03 13:53:31
PENTAX K-1 Mark II,ISO400,1/60s
CurlZeiss Ditstagon25mmZK(F5.0)
パリの本館に比べて、じっくりと間近で鑑賞できるのがとてもいいです。
歴史の教科書に出てくるハンムラビ法典を刻んだ石碑。
こうやって国内に王の法律を行きわたらせたんですね。
ローマ皇帝の胸像いくつかありました。これは「テルマエロマエ」の時代の皇帝ハドリアヌスです。ほかにトラヤヌス、チベリウス、マルクス・アウレリウスなどもありましたが、説明板はないので顔を知ってないと誰だかわからないでしょう。
そして博物館の外には、無数のカエル。「無事帰る」に引っ掛けてあるそうです。
美術館の隣は大観音寺。ここもあらゆる種類の仏像、観音像、菩薩像が集めてあって、「ご利益のデパート」という感じです。
がん封じやら、金運やら、気合の入っただるまとか、もう、何でもあり。
もう「仏教のテーマパーク」といった感じでした。キリスト教やイスラム教などの、一神教の人たちには、絶対理解不能だろうなあ。
「混沌」としか言いようのない世界でした。
参考文献
・大竹敏之『東海 珍名所九十九カ所巡り』中部経済新聞社,2009
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