2010.11.13
カテゴリ:科学教育
高緯度と低緯度の北極星
森の中で天高く北極星が見えます。ここは北緯67度のイエローナイフ。ほとんど真上に北極星が輝いて、地球のてっぺんを見ているような気持ちになります。
PENTAX LX
SMC PENTAX 17mm F4 Fisheye
(クリックで大きくなります)
8月の終わりの夏の短い夜でした。
夏の日本ではカシオペアが高く見えて、北斗七星は地面の下ですが、ここでは北斗七星も天を一年中回って見える「周極星」として見えています。
一方、これは低緯度でみた北極星です。
(神奈川県のもくせい さん撮影)
北極星が水平線すれすれの低空に見えています。北極星の高さ=その場所の緯度ということがよくわかる写真です。大地球形説の大事な証拠ですね。
海外旅行をしたとき、緯度の違いによる北極星の見え方の違いには、いつも興味をそそられます。