Tag: PENTAX K5

昼間の風景をK5の高感度で撮る

 昼間の風景には、画質的にあまり高感度は使わないと思いますが、今回そうなったのには事情がありました。

 先週から今週末にかけて、11月2-3日、6-7日と2回にわたって、長野県の千畳敷カールへ行きました。そこで見たバスからの風景は見事な紅葉でした。
 しかし、残念ながら千畳敷ロープウエイへの登山道はマイカー規制で自由に入ることができません。バスの窓から撮影するしかありませんでした。合せて4往復の中で、コンパクトデジカメ撮ったものはぶれたり、狙いがはずれたりで、あまり良い結果は出ませんでした。かなりのスピードでくねくねと山道を走っていくバスの中から風景を撮るというのは、かなり無理だなと感じたのでした。

 それでも、この登山道4回目の7日の帰り、天気も良く、紅葉がきれいに見えたので、撮影したくなりました。どうしたら狙ったとおり取れるだろうと考えるうち、ふと「高感度で高速シャッターを切ればいいじゃないか」と思いついたのです(すでにそう思って実行された方もいるかもしれませんが)。

 これまで使っていたK7では高感度の描写がどうしても自分には不満足で、こういう発想が出なかったのでした。

 それで試してみたところ「なかなかいいじゃないか」ということで紹介します。

PENTAX K5,ISO 3200,WB太陽光
DA 17-70mm SDM
NR=AUTO

林間の紅葉
紅葉1
F9.0,1/1250秒。

カラマツの紅葉
カラマツの紅葉
F8.0,1/2000秒。

紅葉の山
紅葉の山
F8.0,1/2000秒。

 この結果を見て「今後は車窓から何か撮るときは積極的に高感度を使おう」と思いました。K5になって、また新たなメリットを感じました。
 やはり「K7とは違うのだよ」(シャア風に)ってとこでしょうか(笑)。