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Tweetカンガルーの赤ちゃん
カンガルーの生まれたての赤ちゃんはとても小さいということは、結構有名なようです。
これは浜松市動物園の裏側探検に参加したときに撮影した、カンガルーの生まれたての赤ちゃんの標本です。
2003/03/09 14:17:07
NIKON E950
だいたい大きさは2㎝ほどで、重さは1g。一円玉と良く比べられます。
びんのラベルによれば、これはクロカンガルーの赤ちゃんで、生後1日で死んだことになります。へその緒の跡も無く、有胎盤類と違いへそが無いこともわかります。
これは先日撮影のメスカンガルーです。
2010/12/04 14:44:54
PENTAX K5、ISO1600
おしっこが出るところが産道も兼ねています。有袋類では子宮からの産道に尿道も接続しています。これを泌尿生殖口といいます。
その近くに肛門もあります。
正面から見るとこんな配置。生まれた小さい赤ちゃんは、袋の入り口まで自分で登っていくのです。
(PCでマウスを乗せるかスマホでタップすると説明が出ます)
有袋類は胎盤が発達しないので、妊娠期間が短期間で終わり、超未熟児で産んで、袋のおっぱいで大きく育てるシステムを採用した哺乳類なのです。