タンザニアの卵とトイレ,あいさつ,ヤドカリ,アリジゴク
ちょっと旅行記とは離れて,タンザニア旅行中に見聞きしたことをつらつらと書きます。
タンザニアの卵は白い
こちらのホテルの朝食はイギリス式(西洋式?)っぽく,必ず「卵はどうしますか」と聞かれます。
スクランブルとか,サニーとかボイルド,スパンニッシュなどと答えるのですが,こちらの卵で共通しているのは「黄身の色が薄い」というところ。
そのため,スクランブルはほとんど白身だけのように見えます。
これはエサの違いだそうです。タンザニアではニワトリのエサに使うトウモロコシが白い品種なのだそうです。日本では黄色いトウモロコシを食べさせるので黄身の色が濃くなるののです。エサの違いでこんなに違うんですね。
イスラム式ウォッシュレット
日本ではシャワー付きトイレ「ウォッシュレット」といえば,ボタンを押すと自動で水が出るというものですが,イスラム圏でもトイレのシャワーが昔からありました。
しかし,日本式とはかなり発想が違います。
トイレの横や後ろにこういう小さなシャワーが着いています。
これをお尻に当てて水を出します。結構水圧が高くて,初めのうちはまわりがびしょびしょに。
慣れると,日本式と同じく快適です。水で洗ってしまうので紙が少なくてすむ感じ。
ブラジャー用ハンガー
タンザニアの中心ダルエスサラームのスーパーで見かけたもの。
こちらの女性は巨乳な人が多かったです。だからこういう商品の需要があるのかな?日本でもあるのだろうか?
車は左側通行だが信号が無い
イギリス植民地に多いのですが,タンザニアは日本と同じく,車は左側通行です。なので日本人には運転しやすいかも。しかし,都会の交通量が多い道でも信号はほとんど無く,近年の車の増大にまったく道路はパンクしてました。
信号がないので交差点ではみんな突っ込んできます。そうしないと永久に交差点に入れないからでしょう。
これは成長期には仕方の無いことかもしれませんが,車の普及に道路インフラが全く追いついていませんでした。ここは今後の解決課題。
これはダルエスサラームでみた「バス専用レーン」です。路面電車のように専用線をバスが走ります。これも交通渋滞対策の一つです。鉄道線路を敷くよりも簡単にできそうな都市間交通網ですね。
あいさつを大事にしている
タンザニア料理を見せてもらいにお宅訪問したとき、お客さんが来てひとしきりあいさつした後、帰って行きました。何かの用事ではなく、通りかかったからあいさつしに来たのです。
タンザニアのあいさつは「調子はどう?」「仕事は?」「家族は?」ととても長いです。
そして道で知り合いに会ったら、どんなに急いでいてもこういうあいさつは欠かさないのです。
今生きていて出会えることを非常に大切にしているようです。
ヤドカリ
アリジゴク
パラダイスビーチバンガローのロッジの前の砂地で発見。
最初は「この筋のような跡は何だろう?」という疑問から始まりました。
それで筋の先端を追跡してみると。。。何かが動いて掘り進んでいます。
アリジゴクの引っ越しなのでした。
ロッジの周辺にはこのようなアリジゴクの穴がたくさんありました。
コメント
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あいさつは大事。
タンザニアに住んでいた頃2000~2002年。
朝、遅刻する~って慌てて職場に向かっているときでも、近所の人と出会ったらあいさつをしなければなりませんでした。どんなに急いでいてもあいさつをすることが大事で。それをせずに、仕事場に急いで出掛けるようなことをしたら、礼儀知らずの愚か者扱いされてしまいます。急いでいるの~って言ったら叱られました。叱ってくれたのは良かったと思っています。現地の常識を教えてくれたんだもん。
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黄色って大切
そう、卵の黄身は白い。住んでいるときプリンやカスタードクリームを作るとあまりにも切なくて食黄(食紅)を使って染めてました。やっぱり料理していて幸せ感が違うのです。黄色って大切。
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甘いのかな
あの白いトウモロコシは甘くないものだと思います?日本のトウモロコシはスィートコーンで甘いけど。
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モチモチしてます
現地の白いとうもろこしを焼くとモチモチして噛むのが大変になる代物です。日本だと家畜に与えるメイズって言うのですね。
日本で売っている白いのはさらに甘いコーンですね。
外人スーパーで南アからの輸入品のスイートコーンを買って近所のタンザニア人に分けてあげたら甘いと言って吐き出されしまったことがあります。高かったので切なかったです。
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ところ変われば
ところ変われば、甘いトウモロコシはマズイのですね。僕は甘いのが好き!(笑)
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甘いのが好き
私も甘いのが好き! 住んでいた頃の夢はお祭りの縁日で焼きトウモロコシを食べることでした。