青森の巨大なもの巡り~三内丸山遺跡~あおもり犬~田んぼアート

Tag: 青森 K1 三内丸山遺跡 あおもり犬 田んぼアート 田舎館村 カバの旅

 今年の夏休みは2度目の青森旅行です。前回は東北自動車道を頑張って走りましたが,もう若くないので今回は飛行機で1時間ちょっとです。
 佐渡島は地図の通りの形ですね~。



 名古屋から早朝の飛行機で9時にはもう青森です。
空港でレンタカーを借りて,最初の訪問地は三内丸山遺跡。

大規模な縄文時代の集落跡です。およそ5500年前から1500年間も栄えました。


縄文人の麻の服に着替えてカバの旅出発です。




 ボランティアガイドさんの説明を聞きながら,遺跡を回ります。
 最初に驚いたのがこの道路の広さ。この集落にはこんなに広い道路があったのです。石畳こそありませんが,ローマ遺跡にも負けない広い道です。5000年前にはここをたくさんの人や物資が行き交ったのかもしれません。今より温暖だったので,豊かな山や海の自然が多くの人を集めたのでしょう。
 そしてこのような道路を作れるということは,それなりの技術者や指導者のいる社会だったのでしょう。



 一般住宅の復元です。しかし,あくまで遺跡に残っているのは地面だけです。実際にこんな草葺きだったのか,あるいは土壁だったのか,板葺きなのか,窓があったのか,自由に想像してほしいというのがガイドさんのお話でした。


この遺跡の代表的な巨大な栗柱の建物。

2018/08/18 11:13:34
PENTAX K1,ISO400,1/640s
smc PENTAX-F FISH-EYE 17-28mm F3.5-4.5,F8.0


 この塔の向こうは当時の海岸線です。海から村へ来た人々への目印か,港に来る船を見張っていたのか,灯台だったのか.....



 これがその塔の遺跡。巨大な穴とそこに残っていた栗の木の圧縮の程度から,高さが推定されたそうです。



 もう一つこの遺跡の巨大なもの。この建物も地上部分は想像の余地がたくさんあるそうです。




 中は広くて,集会に使ったのか,指導者の住居だったのか,いろいろなことが考えられそうです。


遺跡にある縄文時遊館でランチです。三内丸山発掘丼。



発掘した結果ハマグリ発見!当たりです!



名物の「ソフト栗夢」をもらいましたよ!



 続いて訪問したのは,遺跡の近くにある青森県立美術館。
 目的はこれ!高さ8.5mの「あおもり犬」。弘前出身の奈良美智(ならよしとも)さんの作。

何とも言えない巨大な犬です。




見上げると,この迫力。しばし観賞しました。


あおもり犬は入館しなくても,無料で見ることができます。
受付に行くとこんな紙がもらえます。
これを見て館内を探索してみてください。



 3つめの巨大なものは,田舎館村の田んぼアート。
 今年のテーマは「ローマの休日」。クリック(またはタップ)して大きくご覧ください。かわいいオードリー・ヘップバーンと人の良い色男のグレゴリー・ペックが懐かしいです。

年々レベルアップして,多色を用いて立体感のある作品となっていました。


 今回は足湯もあって,歩き疲れた足を癒やしてくれました。
 右に見えるのが有料展望台(人がたくさんいるところ)と村役場天守(追加料金必要)です。前回来たときは展望台はなく,天守の狭いベランダが混雑していたのですが,今回は大多数の人は有料展望台へ行ったので,天守まで昇る人は我々だけでした。やっぱり追加料金払っても,高い位置の天守から見るのがサイコーでした。



岩木山の夕暮れ。



 青森1日目は大鰐(おおわに)温泉で1泊です。そこは温泉で育てた「もやし」が名物だったのですが,残念ながら夏はシーズンオフ。いつか食べたい名物もやしです。

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