CACAO LAB.でカカオ豆から作るチョコ体験

Tag: カカオ チョコレート
 今年のバレンタインではカカオ豆からチョコレートを作ってみましたが,
(その記事はこちら→カカオ豆からチョコレートを作る)
今度はうなぎパイの春華堂が作った「浜北スイーツ・コミュニティ ニコエ(nicoe)」で,カカオ豆から作るチョコ体験をやりました。

看板
 ニコエのウェブサイトの看板です。右のかわいいお姉さまが受付にいましたよ。
 チョコレート作りはCacao Lab.で行います。予約制で一人3500円です。
受付

カカオラボ
 ここがカカオラボ。ニコエの隣の工場内にあります。


 そしてこれが今日の材料。カカオ豆です。
カカオ豆


 講座の始まりです。まずは手順の説明。
作業手順

 あとは以前作ったところと違う点を紹介します。


ローストした豆の殻をむいたあと,コーヒーミルで挽きます。
挽き
前回はすりこぎだったので,これは楽ちんです。


擦った豆と砂糖とカカオバターを専用のカカオ擦りマシーンに入れます。これは電動の石臼のようなものです。これを使えば何時間でも擦れますね。前回はなんといってもこの作業が一番大変でしたから。これならすりこぎ半日よりずっと楽ちん。でもこのためだけにこの機械を買うのも考え物ですが,お好みでどうぞ。ただしあまり長時間擦っていると、香りが逃げてしまうので、ほどほどにするそうです。今回は20分。
すり
 このマシンはCocoaT Melanger – ECGC-12SLTAという製品と思われます。調べたところ、ここで買えます→cocoa town。2機種あって500ドルと600ドルですって(2016年7月22日現在)。


今回はあらかじめ仕込んでくれてあった材料に,加えただけです。一からやると何時間もかかるんでしょうね。


練り上がるのを待ってる間にカカオ豆講座。
カカオ豆講座

カカオの実って大きいんですねえ。実の中の白い部分が果肉でカカオジュースが作れます。

カカオジュース
あまずっばくておいしいです。
カカオ豆といわれているものは,この白い果肉の中の種子の部分です。種子を発酵させて作るので,生産地以外では簡単には手に入らないのです。昔々、カカオの果肉を食べて種子を捨てておいたら、勝手に発酵して良い香りがしたので食べてみた......なんてのがチョコの始まりかも?

 これは産地の違うカカオ豆のチョコを食べ比べているところ。産地によって酸味や,香りが違うんですね。
産地の違い


 ここでカバ発見!
カバ


 チョコのトッピングを選びました。
トッピング


 できたチョコを取り出します。
取り出し
 機械って楽ですね~~。


 チョコを非接触温度計で測りながらボールを水につけて27℃に下げてから,今度はお湯につけて31℃に上げる操作をします。テンパリングという操作です。これで美味しくなるそうです。温度は厳守。
テンパリング


 型に入れてトッピングを散らします。
型入れ


 パッケージを作ります。今回の豆はガーナなのでガーナ国旗のパッケージにしました。
パッケージ


 銀紙で包みます。
包み


 完成です。
完成
 カカオラボでは今後も企画を充実させていくそうです。
そうなったらまた来ようかな。
あの機械ほしいね~。

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