プラウダ高校 KV-2
Tag: 模型 ガールズ&パンツァー
今回の模型は戦車です。実に40年ぶりの戦車のプラモ。
2015/12/12 11:34:59
PENTAX K3,ISO400
smc PENTAX-DA 35mm F2.8 Macro Limited
F22,1/3秒
それというのもアニメのガールズ&パンツァーを去年知ってしまったからです。
きっかけは忘れましたが「すごいリアルな動きをする戦車のアニメがある」と知って、2014年に映画館でガールズ&パンツァーの「これが本当のアンツィオ戦です」を見に行きました。
主人公は茨城県立大洗女子学園の戦車道を履修するメンバー。大洗の町が試合会場になっていて、多くのファンが大洗の町を訪れて、町でも観光資源となって盛り上がっているそうです。
アニメではほんとうに戦車が生き生きと動いているのに感動しました。子供のころ夢中だった第二次世界大戦の各国の戦車が登場して、とても懐かしい気分になりました。
そして、今年の11月にまた映画が公開されると知って見に行きました。またまた感動。
それで映画に出てくる戦車を作ってみたくなりました。主人公の乗るドイツのⅣ号戦車など、ドイツ系戦車は昔さんざん作っておなかいっぱいっていう感じだったので、今回は知らない戦車を作ってみようと思いました。それで選んだのが主人公の対戦相手のプラウダ高校のKV-2です。なんだか作りやすそうだったので。形もアンバランスだしおもしろそうと感じました。
アニメの世界では戦車道という武道が女性のたしなみとされ、女子高校同士で試合が行われています。まあインターハイの種目の一つのようなものです。
プラウダ高校は第二次世界大戦当時のソ連戦車をそろえています。その中の一台です。KV-2は巨大な大砲を無理やり乗せてるので、頭でっかちでバランスの悪い戦車です。動きも鈍く足回りの故障も多かったとか。
F11, 1/15秒
戦車といっても兵器ではなくあくまで「試合用の武具」。剣道の剣や弓道の弓矢が戦争の道具ではないのと同じでしょう。さらに戦車道という武道の大事な試合用車両なので、手入れもキチンとされているはず。そこで戦場の汚れたり傷んだ雰囲気は不要と考え、あっさりした感じに作りました(まあ手抜きしたかったということもあります)。
「ガールズ&……」ということで「ガールズも作らなくちゃ」ということで、隊長のカチューシャ(小さい子)と副隊長のノンナ(背の高い子)のフィギアも入手して挑戦してみました。こっちのほうが小さくて、特に目の位置決めが難しかったです。
背景には昨年撮ったイエローナイフの雪景色を使用。雪の地面もほしいなと思って、タミヤの雪ホワイトを段ボールに塗りました。
このアニメはテレビでは2012年10月が初回の放送だったそうですが、私はケーブルテレビのアニメチャンネルの再放送で、今年全話見ることができました。
今回の劇場版公開で戦車プラモ界はまたまた盛り上がってるようで、劇中の戦車の新しいキットもこれから出てくるようです。生き生き動く戦車を見て、私も本物を見たいなあと、子供のころの願いを思い出しました。
子供のころドイツの戦車博物館へ本物を見に行きたかったのですが、大人になった今ならドイツなんてすぐ行けるじゃんと思ったのでした。ふーむ。どうしようかな。
とりあえず、もう一個なんか作ってみようかなというところです。
参考文献
「月刊モデルグラフィックス」2013年1月号(大日本絵画)
『アハトゥング・ガールズ&パンツァー 公式戦車ガイドブック』(同上,2013.6)
「るるぶ ガールズ&パンツァー」(JTBパブリッシング,2015.7)
使用キット
プラッツ:ガールズ&パンツァー KV-2
:1/35 プラウダ高校 フィギュア
モデルカステン:SK-7 1/35 KV-I/II型戦車用可動履帯
ファインモールド:1/35 KV-2 152ミリ砲 砲身
コメント
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い、いつのまに・・・
プラモ屋さんで「え~作らない」とか言ってたじゃ無いですか!
オマケにアップが12/12ですって~
先週忙しいと言っていたのはこれっすか?????
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久しぶりに集中
忙しかったですが、オフの時に何も考えたくなかったので、久しぶりに細かい作業に集中したことで、頭の中を空っぽにできましたよ。
ただ筆塗り塗装の限界も感じています。エアブラシ買うかな~~。でもそんなに使うわけじゃないしな~~。悩む。